「埼玉県知事 関東大震災時の朝鮮人虐殺の追悼文 前向きに検討」

本日の東京新聞一面に、今から101年前の関東大震災の際に虐殺された朝鮮人悼むさいたま市内の式典に、大野元裕知事が追悼文を送る検討をしているとの記事が掲載された。

小学校や中学校の歴史の時間に学習した内容である。関東大震災の混乱の中、朝鮮人が井戸に毒を入れただの、放火をしただのと流言飛語が飛び交い、200名を超えるとも言われる朝鮮人の方が、警察や軍隊などによって殺されたという事件である。

昨年、千葉県の旧福田村での虐殺を描いた『福田村事件』という映画が公開されている。千葉県といっても埼玉県に隣接した野田市内の事件である。興味ある人は是非みてほしい。現代にも繋がる話であることが分かる。

この記事を読む限り、大野知事の見識と判断は素晴らしいと考える。