「異例の猛暑から暖冬へ」

本日の東京新聞夕刊に、今冬は「エルニーニョ現象」の影響で暖冬予想との記事が掲載されていた。エルニーニョもラニーニャもスペイン語で、南米の沿岸を流れる暖流を意味する。エルニーニョ現象が発生すると、太平洋全域を環流する海流の流れが遅くなるので、太平洋西側の暖海域が東側に拡散する。そのため、ペルー沖の海水温が上がり、深海と浅海の対流が起きなくなるので、深海の豊富な栄養分が供給されなくなり不漁となる。イワシの漁獲量でダントツの世界1位のペルーの漁業の生命線ともいってよいでしょう。

一方、ラニーニャ現象は貿易風が例年よりも強くなり、