「豪 30年代に原潜配備」

本日の東京新聞朝刊に、オーストラリアが米英両国から原子力潜水艦を導入するとの記事が掲載されていた。

原子力潜水艦は原子炉の動作には酸素を必要としないため、数ヶ月間連続の潜航が可能である。 また海水を蒸発して真水を作ったり、水を電気分解して酸素を作ることもできるため、通常のディーゼル型潜水艦に比べ極めて任務遂行能力が高いことで知られている。

記事にある通り、背景には米英豪で連携して中国包囲網を形成することにある。沖縄の基地問題や台湾への米国の関与、米国とフィリピンの軍事協力などのニュースを地図に重ね合わせていくと、極めて多層的にに東アジア、東南アジア、ベンガル湾における中国包囲網が形成されていることが理解できる。