「メキシコ 背後に麻薬組織存在か」

本日の東京新聞夕刊記事に、麻薬組織の実態を追う記者が今年だけでも13人殺害されているとのショッキングな記事が掲載されていた。

記事にもあるが、メキシコは麻薬の一大消費地であるアメリカと生産地の中南米のちょうど中間に位置する。コカインの原料となるコカの葉は、南米のボリビア、コロンビア、ペルーの3カ国でほぼ全量が生産されており、2014年におけるコカインの生産量は746〜943トンと推算されている。南米と米国を結ぶ陸路もしくは海路(空路は税関や検疫のチェックが厳しい)の中継地や集積地に、犯罪組織が介在しているのであろう。