本日の東京新聞朝刊に、兵庫県がアニメビジネスイベントを手掛ける業者と連携し、県内のアニメの「聖地」を巡る旅を計画中だとの記事が掲載されていた。アニメツーリズム事業として、インバウンドを含む集客や地域活性化に繋げたい考えだ。
現在でも地理の教科書には「エコツーリズム」「や「グリーンツーリズム」などの用語が掲載されているが、そのうち「アニメツーリズム」も教科書に掲載されるようになるのであろうか。是非、数回で終わる「イベント」ではなく、十数年も続くような息の長い「産業」として成長していってほしい。
1953年7月27日に、38度線近辺の板門店で北朝鮮、中国軍両軍と国連軍の間で休戦協定が結ばれ、3年間続いた戦争の一時の終結を迎えてから、本日で70年となった。現在も終結しておらず、停戦状態のままである。
本日の東京新聞朝刊によると、現在でも南北軍事境界線(DMZ)付近で遺骨の収集が続いているとのこと。掲載した記事部分にはないが、尹錫悦大統領は、遺骨の埋葬された地でとり行われた式典の中で、「共産主義に対抗して自由を守った国家の英雄たちを忘れない」と述べたそうだ。
北軍の兵士も南軍の兵士も入り乱れた戦闘地域で採集した遺骨に向かって、イデオロギーを前面に出す発言には首を傾げてしまう。「死人に口なし」というではないか。本来であれば、東京千代田区の千鳥ケ淵戦没者墓苑のように、戦争で亡くなった全戦没者を静かに慰霊追悼する事業となってほしい。遺骨が悲しむぞ!
本日の東京新聞夕刊に、群馬県伊勢崎市の小麦畑の写真が紹介されていた。
写真右側の紹介文に、収穫後は畑を耕し、水を張って稲作が始まると書かれている。米と麦の二毛作というと筑紫平野の広がる福岡県と佐賀県の専売特許だと思っていた。ネットで調べてみると、群馬県は水捌けの良い関東ローム層が県土の大半を占めているため、米よりも小麦栽培の方が適している土地だということだ。
また「二毛作」で検索していたところ、淡路島の玉ねぎも二毛作であり、稲の裏作として作られているのを知った。種まきは9月、定植(植物を苗床から畑に移して本式に植えること)が12月、そして5月から梅雨入りの直前までがタマネギの収穫時期である。稲作の裏作としてぴったりである。淡路島の温暖な気候が影響しているとのこと。